塔鈴には、頂に宝塔を安ずるものと五輪塔を奉安するものとの二種があるが、ここに掲げたのは五輪塔の例である。把の中央に横長鬼目を四方に表す。蓮弁帯は重弁八葉、二線の約条で締めており、鈴身も肩から直線的に下がり、裾で横に開く形を示すなど、鎌倉時代の特色が顕著である。端正な形姿を示しており、この時期の優品に数えられる。
(関根俊一)
密教工芸 神秘のかたち, 1992, p.224

- D000832
- 1990/02/14
- 側面

- D004172
- 1984
- 側面

- A023686
- 1990/02/14
- 側面

- A023687
- 1984
- 側面

- A023693
- 1984
- 側面

- A023694
- 1984
- 五輪塔部分側面

- A023695
- 1984
- 五輪塔部分側面

- A023688
- 側面

- A023689
- 側面

- A023690
- 側面

- A023691
- 側面

- A023692
- 側面
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