渥美(あつみ)半島出土との所伝をもつ。焼成の際、窯体内に舞い上がった降灰が表面に厚く付着したため、あたかも海中から引き上げた壺のような姿を呈している。利用に堪えない製品として、窯場の近くに投棄されたものであろう。(収蔵品番号1414-1)の常滑壺とほぼ同じ法量をもつが、頸部内側に粘土紐の巻き上げ痕を残し、また胴部に三~四条の窪みを巡らせるなど、細かな作行きに違いをみせる。口縁の端に丸みをもたせて折り返す特徴などから、渥美の13世紀前半頃の製品と考えられる。
(吉澤悟)
古玩逍遥 服部和彦氏寄贈 仏教工芸. 奈良国立博物館, 2007, p.75, no.49.
- D047018
- 2007/01/15
- 全体
- A306184
- 2007/01/15
- 全体
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| 収蔵品番号 | 1415-0 |
|---|---|
| 部 門 | 考古 |
| 区 分 | 考古 |
| 部門番号 | 考338 |
| 寄 贈 | 服部和彦氏寄贈 |
| 文 献 | 古玩逍遥 服部和彦氏寄贈 仏教工芸. 奈良国立博物館, 2007, 79p. |

