食べ物を盛るための高杯「豆(とう)」は戦国期に成立した周代の器物についてのさまざまな規定を定めた書『周礼(しゅらい)』にも供献用の器としての記述があるので、西周後半期から春秋・戦国期にかけて重要な器種であったはずである。しかし青銅製の豆の例数は多くない。当コレクションの資料は、蓋を失っていない春秋期の例である。うす作りで、整った形態を呈している。
(難波純子)
坂本コレクション 中国古代青銅器. 奈良国立博物館, 2002, p.47, no.186.
食べ物を盛るための高杯「豆」は、戦国期に成立した周代の物についてのさまざまな規定を定めた書、『周礼』にも供献用の器としての記述がある。しかし青銅製の豆の例数は多くない。当コレクションの資料は、蓋をともなう春秋・戦国期の例である。薄作りで、整った形態を呈している。
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