なら仏像館

第6室
第6室
第11室
第11室
入口
入口

なら仏像館は、飛鳥時代から鎌倉時代にいたる日本の仏像を中心に、国宝、重要文化財を含む常時100体近くの仏像を展示する、国内の博物館では、もっとも充実した仏像の展示施設です。

渡り廊下でつながれた青銅器館には、中国古代の青銅器(坂本コレクション)を展示しています。

建物について

正面入口入って右手に受付がございます。
ご不明な点は受付でお尋ねください。
お手洗いは、地下回廊にのみございます。

なら仏像館は、明治27年(1894)に完成した、奈良で最初の本格的西洋建築です。設計は、当時宮内省内匠寮技師であった片山東熊(かたやまとうくま・1854-1917)によるもので、フレンチルネサンス高揚期の様式をとっています。玄関まわりの装飾は意匠的にすぐれ、明治時代中期の西洋建築として代表的なものです。昭和44年 (1969)に「旧帝国奈良博物館本館」として重要文化財に指定されました。
平成22年(2010)に「なら仏像館」と名称を変え、仏像専門の展示施設として再スタートし、平成28年4月には、展示室を大幅に改装し、リニューアルオープンしました。

青銅器館は、昭和12年(1937)に収蔵庫として建設されたもので、平成14年(2002)に中国古代青銅器<坂本コレクション>の常設展示室となりました。

入口の「なら仏像館」の文字は、「三宝絵断簡(東大寺切)」と「雑集」(正倉院宝物)から集字したものです。 拡大は→コチラ

無料観覧日には、普段閉鎖している、なら仏像館の西側玄関を9時30分から12時30分まで開けます。(ただし天候によって中止する場合があります。)