特集展示

特集展示

新たに修理された文化財

 長い歴史を経て今に伝わる文化財は、その多くが過去に人の手による修理を受けながら大切に保存されてきたものです。これらの文化財をさらに未来へと継承していくために、当館では、彫刻・絵画・書跡・工芸・考古の各分野の収蔵品(館蔵品・寄託品)について、毎年計画的に修理を実施しています。
 本特集展示では、前年度までに修理された収蔵品の中から選りすぐった文化財を展示公開すると共に、その修理内容についてパネルでご紹介いたします。

毘沙門天(当館蔵)右沓先外側補足作業の様子
聖徳太子絵伝(当館蔵)補絹部分への
補彩作業の様子

会 期

令和5年(2023)2月21日(火)~3月19日(日)

会 場

奈良国立博物館 西新館

開館時間

午前9時30分~午後5時(毎週土曜日は午後8時まで)
※入館は閉館の30分前まで

  • 東大寺二月堂お水取り(修二会)期間(3月1日~14日)中、3月12日(籠松明の日)は午後7時まで、土曜日以外は午後6時まで
  • その他、臨時に開館時間を変更することがあります。

休館日

2月27日(月)

観覧料金

名品展(なら仏像館・西新館)の料金でご覧になれます。

一般大学生
700円350円
  • 高校生以下または18歳未満の方、満70歳以上の方、障害者手帳またはミライロID〔スマートフォン向け障害者手帳アプリ〕をお持ちの方(介護者1名を含む)は無料です。
  • 同時期開催の特別陳列「お水取り」(東新館)のチケットでもご覧になれます。

出陳品

国宝 飛天像(横笛)(金堂天蓋附属)
(奈良・法隆寺)
熊野宮曼荼羅(京都・聖護院)
指定名称員数所蔵者修理期間
熊野宮曼荼羅1幅聖護院令和2年度~3年度
 聖徳太子絵伝2幅当館令和元年度~3年度
 二十八部衆立像のうち
迦楼羅王・五部浄居天・毘沙門天・毘楼博叉天
4軀当館令和2年度~3年度
国宝飛天像(横笛)(金堂天蓋附属)1軀法隆寺令和3年度
 毘沙門天王三尊懸仏1面朝護孫子寺令和3年度
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