特別陳列
親と子のギャラリー
ほとけさまのお花 ―蓮―
毎年恒例の「親と子のギャラリー」。 今年は「ほとけさまのお花―蓮―」と題した展覧会を行います。
多くの植物に彩られる仏教美術。その中でも、とりわけ蓮は仏教を象徴する植物として知られています。蓮と仏教のつながりは、遠く古代インドにはじまるといわれ、以来時空を越えて密接に結びついてきました。仏教美術は蓮の美術といっても過言ではないほど蓮の意匠に満ちており、すみずみまで蓮によって飾り立てられています。本展覧会では、「浄土のお花」「ほとけさまを飾る」「仏法の象徴」の3つのテーマを設け、美術作品の中に蓮の意匠と意味を探っていきます。
蓮の花の美しいこの時季に、蓮に託した人々の思いを汲み取り、仏教美術への理解を一層深めていただければ幸いです。そして、さまざまに工夫された蓮のかたちから、イメージの豊かさ、仏教美術のおもしろさを感じ取っていただけたら、これにまさる喜びはありません。
今年の夏は、博物館へ「観蓮」に出かけてみませんか?

(奈良国立博物館)

(奈良・法華寺)
会 期
平成17年(2005)7月26日(火)~9月4日(日)
会 場
奈良国立博物館 西新館
休館日
毎週月曜日
※ただし、8月15日(月)は開館
開館時間
9:30~17:00
※毎週金曜日および8月13日(土)・14日(日)・15日(月)は19:00まで
(入館は閉館30分前まで)
観覧料金
一般 | 420 円 (210 円) |
高校・大学生 | 130 円 (70 円) |
- 小・中学生は無料。
- 障害者手帳をお持ちの方(介護者1名を含む)および70歳以上の方は無料。
- ( )内は20名以上の団体料金
- 特別展「古密教」の観覧には別料金が必要です。
出陳品
総計34件(うち国宝10件、重要文化財11件)
列品解説
終了いたしました
平成17年(2005)7月30日(土) 「ほとけさまのお花―蓮―」
当館研究員 清水 健
- 午後1時30分より、当館講堂にて(午後1時より開場。講堂入口で整理券を配布します)。
- 聴講無料。
- 定員200名。
主 催
奈良国立博物館