特別陳列
特別陳列
龍門文庫
―知られざる奈良の至宝―
龍門文庫(財団法人阪本龍門文庫)は、実業家の阪本猷さんが蒐集した一千点を超える古典籍の善本を納めた文庫で、奈良県吉野郡吉野町上市にあります。それらは昭和の初期に蒐集されたもので、古写経・古写本・古板本・古活字版などに分類され、内容も多岐にわたっています。しかし公開日が限られていることもあり、少数の研究者を除けば、それらのすぐれた善本を実際に目にした人は少なく、一般には文庫の存在さえも知られていないように思われます。
生地(奈良県吉野郡龍門村)に因んで龍門文庫と命名した阪本さんは、故郷をこよなく愛していました。奈良県下にこのようなすぐれた文化財があることを広く知っていただく機会として「龍門文庫展」を開催します。

会 期
平成14年(2002)11月26日(火)~12月23日(月・祝)
休館日
12月2日(月)・9日(月)・16日(月)
開館時間
9時30分~17時
12月17日は19時まで
(入館は閉館30分前まで)
観覧料金
一般 | 420 円(210 円) |
高校・大学生 | 130 円(70 円) |
- ( )内は20名以上の団体料金。
- 小中学生は無料。
- 同時開催の親と子のギャラリー「一遍聖絵」もあわせてご覧いただけます。
出陳品
84件
主 催
奈良国立博物館