新奈良博宣言

  • 1.

    豊かな自然・歴史・文化を育んだ「なら」の魅力を広く国内外に発信し、その真価を未来に伝えて行く。

     奈良博は、東大寺や興福寺、春日大社など歴史ある寺社に囲まれ、自然豊かな環境にも恵まれた「なら」の地に位置します。この地域は、日本文化の揺籃の地として、歴史・文化・自然が調和しています。文化財の展示や保存はもとより、この地にそなわる多彩な魅力を取り上げて世界に発信し、未来へと継承いたします。
  • 2.

    仏教美術研究の拠点となり、地域や世界の人々の学びに貢献する。

     奈良博には、明治の開館以来、仏教美術を多く展示・研究してきた伝統があります。仏教美術は日本の歴史・文化の基盤であり、今も私たちの感性を育むものです。異文化を超えて広がる仏教の世界観やその精神性、さらにその深みを知る楽しさを世界の人々に伝える研究拠点として、近隣寺社や機関をつなぐハブになることを目指します。
  • 3.

    「やさしい」博物館を超えて、誰もが「やさしくなれる」場所となる。

     奈良博は、来館者に親切で丁寧な対応を心がけるだけではありません。展示室で作品と向き合って心が穏やかになり、展示室の外に広がる自然や歴史にふれて心が洗われる、そんな体験へと導きます。そのために展示空間や施設整備の充実をはかり、来館者へのホスピタリティをさらに向上させる努力をしていきます。