◆ バックナンバー [No.10] 平成18年3月23日
東大寺のお水取りが終わり、ようやく寒さも緩んできました。博物館のお向かい、
氷室神社のしだれ桜をスタートに、奈良公園の桜の開花ももうすぐです。春が訪
れると次は特別展「大勧進 重源」が始まります。
ご期待ください。
★☆★☆御遠忌800年記念特別展『大勧進 重 源』
-東大寺の鎌倉復興と新たな美の創出-のお知らせ★☆
まもなく開催です!内容等について詳しくはこちらへ
http://www.narahaku.go.jp/exhib/2006toku/chogen/chogen-1.htm
平成18年4月15日(土)~5月28日(日)
◆主な出陳品
◇国宝 重源上人坐像[ちょうげんしょうにんざぞう] 奈良・東大寺
◇国宝 鉄宝塔[てつほうとう] 山口・阿弥陀寺
◇重文 浄土五祖図[じょうどごそず] 京都・二尊院
◇重文 盧舎那仏坐像[るしゃなぶつざぞう] 三重・新大仏寺
◇重文 裸形阿弥陀如来立像
[らぎょうあみだにょらいりゅうぞう] 兵庫・浄土寺 など
◆関連公開講座
4月22日(土)「重源の五台山文殊信仰と作善 -東大寺復興を
めぐって-」谷口耕生(当館研究員)
5月6日(土)「東大寺領荘園と別所の経営」 野尻 忠(当館研究員)
5月13日(土)「重源の舎利信仰と美術 -三角五輪塔を問い直す-」
内藤 栄(当館工芸考古室長)
5月20日(土)「重源の生涯とその事績 -仏像を中心に-」
岩田茂樹(当館美術室長)
時間 いずれも13時30分から
※13時より講堂入口にて整理券を配布します。
場所 奈良国立博物館 講堂
定員 200名(先着順)
聴講無料
●●●●平常展作品紹介●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
【仏教美術の名品】
◆国宝 十二天像〔毘沙門天・月天〕
[じゅうにてんぞう〔びしゃもんてん・がってん〕] 奈良・西大寺
【西新館・~3/26】
十二天は方位を守護する神で、その画像は密教の重要な儀式に用いられます。
本図は鳥獣に乗る古式の図様です。鉄線描を用い肉身に深い朱の隈取りを施す
など古様な表現をとっています。日本最古の十二天画像で、平安時代初期の数
少ない仏画遺品の一つです。
〔毘沙門天〕
北方を守護する神です。鎧をつけた武将形で、右手は腰のあたりで宝棒をたてて
持ち、左手は宝塔を肩の高さに捧げ持っています。
下端中央の地神が毘沙門天を支え、両脇には華盤を捧げる女神がいます。
〔月天〕
月を支配する神です。上半身は裸で上帛(じょうはく・帯状のきれ)と胸飾りをつけ、
右手は腰でにぎり、左手は白い円形の月輪を肩の高さに捧げています。三頭の白
馬に乗っており、両脇に侍者が合掌して坐っています。
◆白隠墨跡〔中字〕[はくいんぼくせき〔ちゅうじ〕] 個人
【西新館・~3/26】
白隠は江戸時代の禅僧で、すさまじい迫力の書画で知られています。
この作品は大慧宋杲(だいえそうこう)の語「動中工夫、勝静中、百千億倍」を書い
たもので、にぎやかな街中での工夫は、静寂の中での工夫に百千億倍に勝るとい
う意味です。工夫とは修行に精進することです。
◆重文 木造狛犬[もくぞうこまいぬ]当館【本館・~7/9】
対をなす阿形像(獅子)を失いますが、獰猛な獣性と聖獣としての高雅さが微妙な
バランスを保つ名品です。
◆木造獅子[もくぞうしし] 当館 【本館・~7/9】
かつて文珠菩薩を背中に乗せていた獣座としての獅子です。当初たてがみは緑色
で、金箔で毛筋を入れ、体躯は青く彩られていました。背中の鞍の敷物には金色の
鳳凰が舞っています。日本の動物彫刻を代表する名品のひとつです。
>>>平常展出陳品リストはこちらへ
http://www.narahaku.go.jp/exhib/exhib-1.htm
◆◇◆◇3月・4月の開館時間などのお知らせ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
【休館日】3月27日(月)・4月3日(月)・4月10日(月)
4月17日(月)・4月24日(月)
【開館時間延長日】4月21日(金)・4月28日(金)
開館時間、休館日などの詳しい情報はこちらへ
http://www.narahaku.go.jp/info/info-index.htm
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