特集展示

特集展示「新たに修理された文化財」
平成26年12月23日(火・祝)~平成27年1月18日(日)〈西新館 第1室〉

 長い歴史を経て今に伝わる文化財は、その多くが過去に人の手による修理を受けながら大切に保存されてきたものです。奈良国立博物館では、これらの文化財をさらに未来へと継承していくために、絵画・彫刻・書跡・工芸・考古の各分野の収蔵品(館蔵品・寄託品)について毎年計画的に修理を実施しています。
 本特集展示は、近年修理を受けた収蔵品の中から選りすぐった作品を展示公開し、あわせてその修理内容をパネルで紹介するものです。この展示を通じて、文化財修理に関する博物館の取り組みについて、関心と理解を一層深めていただければ幸いです。

陶棺(当館) 修理作業風景
陶棺(当館) 修理作業風景

絹本著色安東円恵像(当館) 修理後

絹本著色安東円恵像(当館) 修理後

指定 名称 員数 修理内容 修理年度 所蔵者
重文 絹本著色十王像 陸仲淵筆
(閻羅王、泰山王、五道転輪王)
3幅 解体修理 23~25年度 当館
絹本著色阿弥陀浄土曼荼羅 1幅 解体修理 23~25年度 海住山寺
重文 絹本著色普賢延命像 1幅 解体修理 24~25年度 当館
重文 絹本著色安東円恵像 1幅 解体修理 25年度 当館
立川流儀軌残巻 1巻 解体修理、表紙・軸作成 25年度 当館
重文 黒漆厨子 1基 クリーニング、破損部修理、
漆塗膜接着
25年度 温泉寺
陶棺(奈良市西大寺出土) 1点 クリーニング、強化処置、
再接合、復元、支持具作成
24~25年度 当館