四方を海に囲まれたわが国は、古来、海を越えて渡ってくる大陸の文化を受容発展させながら独自の文化を築き上げてきました。特に遣隋使や遣唐使あるいは宋の商船などによってもたらされた中国の品々は、その時代の最新モードとして日本人の憧憬の対象となってきました。そして、このような日中海域交流における中国側の最大の窓口とされたのが、中国を代表する港湾都市として著名な浙江省(せっこうしょう)・寧波(ニンポー)です。
寧波はかつて明州(めいしゅう)とも呼ばれ、杭州(こうしゅう)湾の出口に位置する中国有数の港として発展してきましたが、それにも増して寧波が日本人を魅了し続けたのは、この町を中心に栄えた最新の仏教文化に他なりません。観音信仰の聖地・普陀山(ふださん)や仏舎利(ぶっしゃり)信仰の聖地・阿育王山(あいくおうざん)などが立地しており、これらの名刹(めいさつ)には数多くの僧侶たちが日本から巡礼に訪れています。また日本禅宗(ぜんしゅう)の草創期に活躍した祖師(そし)たちが学んだとされる天童山(てんどうさん)も寧波を代表する禅院であり、日中禅林(ぜんりん)交渉史上に格別な存在となっています。
当展覧会は、このような寧波がもつ中国仏教の聖地としての側面に光を当て、彼の地から海を越えてわが国にもたらされたと考えられる仏教美術の名品の数々を一堂に会し、日本人が憧れ続けた寧波の仏教文化の魅力に迫ろうとする試みです。
◆展覧会チラシ ダウンロード(PDFファイル)
※以前の掲載分:
先行チラシ表面(1.8MB)、先行チラシ裏面(1.7MB)
浙江省杭州市雷峰塔出土文物
銀阿育王塔
中国杭州市・浙江省博物館
※展示期間:全期間
| 会 期 | 平成21年7月18日(土)~8月30日(日) | |||||||||||||
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| 会 場 | 奈良国立博物館 東・西新館 | |||||||||||||
| 休館日 | 毎週月曜日 ※ただし7月20日(祝)と8月17日は開館し、7月21日(火)は休館 |
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| 開館時間 | 午前9時30分~午後5時(入館は閉館の30分前まで) ※毎週金曜日および8月13日(木)・15日(土)・16日(日)は午後7時まで |
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| 観覧料金 |
※団体は20名以上です。 |
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| 観覧料金&展覧会図録 セット券の販売 |
観覧料金と展覧会図録をセットにした割引券を発売します。
※図録の定価は2,000円です。 |
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| 出陳品 | 175件 ※会期中展示替えがあります。 ◆出陳品一覧はこちら (2009.07.05 掲載) |
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| 展覧会目録 |
特別展「聖地寧波」 |
こども向けガイドブック |
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| 主 催 | 奈良国立博物館、読売新聞大阪本社、NHK奈良放送局 | |||||||||||||
| 後 援 | 文化庁、中華人民共和国駐日本国大使館、寧波市人民政府 | |||||||||||||
| 特別協力 | 浙江省文物局、上海博物館 | |||||||||||||
| 協 賛 | 清水建設、ニッセイ同和損害保険 | |||||||||||||
| 協 力 | 日本香堂、仏教美術協会、日本航空、財団法人寧波旅日同郷会、 寧波研究プロジェクトグループ(にんぷろ) |
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| 公開講座 | 7月25日(土)「清凉寺釈迦如来像と東アジアの釈迦信仰」 稲本泰生(当館学芸部企画室長) 8月 1日(土)「泉涌寺僧と普陀山信仰―観音菩薩坐像の請来理由」 西谷功(泉涌寺宝物館学芸員) 8月15日(土)「憧憬の中国仏教―聖地寧波をめぐる人と美術」 谷口耕生(当館学芸部保存修理指導室長) 8月22日(土)「飛帆馳船―蒼波をこえた人々」 藤田明良(天理大学国際文化学部教授) ※各回とも午後1時30分~3時。(開場午後1時、講堂入口で入場券を配布します) 当館講堂にて。聴講無料、定員196名。 |
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| サンデートーク | 7月19日(日)「阿育王寺の仏舎利信仰と日本」 内藤栄(当館学芸部長補佐) 8月16日(日)「貿易陶磁からみる寧波と日本」 吉澤悟(当館学芸部教育室長) ※各回とも午後2時~3時30分。(開場午後1時30分) 当館講堂にて。聴講無料、定員196名。 |
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| 夏季講座 | 今年の夏季講座は「寧波をめぐる信仰と美術」をテーマに開催します。 日程:平成21年8月18日(火)~20日(木) 会場:奈良女子大学講堂および奈良国立博物館 主催:奈良国立博物館、奈良女子大学 ※申込方法等、詳細は「催し物」ページへ |
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| 関連イベント | 泉涌寺で創流された「華道 月輪未生流」のいけばなを展示します。 日程:7月18日(土)~8月2日(日) 会場:奈良国立博物館 西新館1階スロープ前 |
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| 映画「ぼくの孫悟空」上映会(2003年公開/上映時間95分) 日程:7月26日(日)・31日(金) 8月5日(水)・13日(木)・14日(金)・21日(土) 会場:奈良国立博物館 講堂 料金:無料 ※特別展「聖地寧波」の観覧券。招待券および これらの半券をお持ちの方に限ります。 ※詳細は「催し物」ページへ |
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![]() 「にんぷろかるた」を用いてかるた大会を行います。 日程:8月13日(木) ※8月14日・15日は中止となりました 会場:奈良国立博物館 地下回廊 対象:小学生以上 ※参加者全員に「寧波虎の巻」をプレゼント! ※優秀賞者には記念品を贈呈します。 ※8月14日・15日は中止となりました。 ※申込方法等、詳細は「催し物」ページへ |
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| 関連リンク |
◆寧波研究プロジェクトグループ(にんぷろ) ◆国際学術シンポジウム「舎利と羅漢―聖地寧波をめぐる美術―」 |
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◆主な出陳品
※画像をクリックすると、より大きな画像が表示されます。


















