平安時代末期に南都七大寺などを巡礼した際の見聞記。嘉祥元年(1106)大江親通の撰とされる。 内容は、東大寺・興福寺・元興寺・大安寺・西大寺・薬師寺・法隆寺の順に、各寺の縁起・堂舎・仏像などについて簡略に記し、行基の伝記を書き加えている。『七大寺巡礼私記』と並んで、12世紀頃の南都寺院の状況を記す史料として重要である。 本帖は建長7年(1255)に書写されたもので、現存する唯一の古写本である。もとは東寺観智院に伝来した。
奈良国立博物館の名宝─一世紀の軌跡. 奈良国立博物館, 1997, p.307, no.133.
| 収蔵品番号 | 792-0 |
|---|---|
| 部門 | 書跡 |
| 区分 | 書跡 |
| 部門番号 | 書29 |
| 伝来 | 教王護国寺観智院(京都)伝来 |
| 銘文 | 表紙右下墨書「杲寶」、第二十五丁表墨書「建長七年九月下旬以或禅侶本書了/文字不全可校他本者也/隠士逸昌」、第二十五丁裏墨書「延享四丁卯歳孟秋初五繕装竟/真言一宗勧学院僧正賢賀【住世/六十四】」 |
| 作品関係者 | 逸昌書写 |
| 図録 | 奈良国立博物館蔵品図版目録 書跡篇 |
| 図版・文字掲載ページ | 74-75/118 |
| 指定名称 | 紙本墨書七大寺日記 建長七年逸昌書写ノ記アリ |
| 指定番号 | 書759 |
| 指定年月日 | S11.9.18 |
| 文献 |
奈良国立博物館の名宝─一世紀の軌跡. 奈良国立博物館, 1997, 350p. 奈良国立博物館蔵品図版目録 書跡篇. 奈良国立博物館, 1990, 136p. |

