提梁(ていりょう)(提げ手)のついた酒つぼをあわせて卣(ゆう)という。商代前期に出現して以来、商代後期、西周期にかけて発達する。本例は商代後期の前半に流行した細身の形である。提梁はくびれた器身に合わせた形に造られていて、器身に設けられた環に付け根の獣頭の裏側の軸がはまるように、大変手の込んだ仕組みを用いて鋳造されている。器の下半に細線饕餮文(さいせんとうてつもん)が表わされている。
坂本コレクション 中国古代青銅器. 奈良国立博物館, 2002, p.30, no.65.
| 収蔵品番号 | 1317-65 |
|---|---|
| 部門 | 考古 |
| 区分 | 考古 |
| 部門番号 | 考327 |
| 寄贈 | 坂本五郎氏寄贈 |
| 銘文 | 「■(図象記号)」 |
| 図録 | 奈良国立博物館蔵品図版目録 中国古代青銅器篇 |
| 図版・文字掲載ページ | 30/132 |
| 文献 |
奈良国立博物館蔵品図版目録 中国古代青銅器篇. 奈良国立博物館, 2005, 147,xxp. 坂本コレクション 中国古代青銅器. 奈良国立博物館, 2002, 79p. |

