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東大寺大仏殿盧舎那仏

とうだいじ
東大寺

若草山の西麓に位置しています。聖武天皇は仏教への信仰によって国家を安泰させるため、天平13年(741)に国分寺・国分尼寺建立の詔(みことのり)を発せられ、同15年には大仏(盧舎那仏)(るしゃなぶつ)造立の詔を発せられました。現在の東大寺の地には、もともと幼くして亡くなった聖武天皇の皇子の冥福を祈るための山坊が営まれていました。この山坊は金鐘寺(こんしゅじ)、さらに大倭(大和)国の国分寺である金光明寺(こんこうみょうじ)へと発展し、その本尊として大仏の造立が開始されました。金光明寺は天平19年(747)の末頃から東大寺と称されるようになりました。治承4年(1180)、平重衡の軍勢によって伽藍の大半を焼失しましたが、重源(ちょうげん)によって再興されました。また永禄10年(1567)に三好・松永の合戦で再度焼失の憂き目に会い、大仏殿など現在の伽藍の多くは江戸時代に再興されたものです。

「奈良の大仏」で親しまれる盧舎那仏を安置した大仏殿をはじめ、鎌倉彫刻の傑作金剛力士像の立つ南大門、お水取りで有名な二月堂、天平時代を代表する仏像を多数安置する法華堂(三月堂)など、多くの貴重な仏像や堂宇があります。当館では、これまでに「東大寺展」、「東大寺文書の世界」、「東大寺二月堂とお水取り」など、東大寺に関連する展覧会を数多く開催しています。

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