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元興寺本堂

がんごうじ
元興寺

蘇我馬子(そがのうまこ)によって開かれた飛鳥寺(あすかでら)を平城遷都に伴って現在の地に移したもの。南都七大寺の一つとして栄え、主要建物の規模は興福寺や薬師寺より大きいものでした。平安時代末期に僧坊の一室を念仏道場として、そこを極楽坊と呼びました。鎌倉時代には僧坊は本堂と禅室に改築され、極楽坊は元興寺とは独立した寺院となって幅広い庶民の信仰を集めました。近世に入ると伽藍地に民家が密集するようになり、観音堂、小院堂、極楽坊の三寺院に分かれました。

元興寺(極楽坊)本堂と禅室はともに国宝で、本堂の屋根には奈良時代の行基葺(ぎょうきぶき)(古代の屋根瓦の葺き方)の瓦が美しく連なります。収蔵庫には、奈良時代の五重小塔や中世の庶民信仰を物語る資料などが展示されています。

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